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​書籍等出版物

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中国が日本映画に熱狂した時代が残したもの。文革後、中国は苦難の時代を脱し、経済発展の夢を追いはじめた。人々に熱狂的に受け入れられ、消えることのない影響を残した日本映画の数々。それらを媒介に、日中交流、日本文化受容の流れを描く。

中国10億人の日本映画熱愛史(2006)

戦前・戦後から改革開放時代を経て現代まで、日本と中国の映画人の関わりを描いた初めての通史。中国での高倉健、山口百恵ブーム、「東京ラブストーリー」「ドラえもん」の大ヒット、そして90年代日本での中国映画人気……インタビューや貴重な一次資料をもとに、両国の文化交流の姿を新しい視点から描き出す。

★山田洋二氏(映画監督)推薦
「今、世界中のプロデューサーは中国の市場に注目している。その中国と日本の映画界のあまり知られていない深くて長い交流について、映画への深い愛情に裏うちされて書かれたこの本は、映画ファン必読の書である。」

​日中映画交流史(2016)

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​日本の映画作家と中国(2021)

日本映画は中国でどのように愛されたか。中国側から見た日本の映画監督の系譜を辿ることで両国の映画交流の歴史を再構築し、映画を通じた今後の文化交流の可能性を探る。2020年6月開催の講演会をもとに加筆して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

20世紀初頭からの日中関係をとらえる際に、日本の映画とその監督たちが、中国でどのように受け入れられ、愛されてきたかという分野から見ていくと新たな視点が生まれてきて興味深い。本書は、日中両国の映画と各世代の監督たちに詳しい著書(中国山東省生まれ)による労作。戦前、戦中、戦後の各時代の日中の文化交流が映画作品を通じてより深まっていることがわかる。映画を通じた今後の文化交流の可能性を探るための必読の書ともいえる。◆巻末に上海国際映画祭で上映された日本映画(1993~2019)一覧表は貴重。【商品解説】

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​映画がつなぐ中国と日本(2018)

国交正常化以前からの映画人の交流、文革時代の映画製作、高倉健のインパクト、山田洋次・大林宣彦など日本の監督から受けた刺激……日中の映画人が語る貴重な証言。第二部はチャン・イーモウ、チェン・カイコー、ジャ・ジャンクーから新世代の監督まで7名が登場。

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​中国抗日映画・ドラマの世界(2013)

中国では、なぜ抗日をテーマにした映画・ドラマが製作されつづけるのか?戦中のプロパガンダ作品から、現在の娯楽作品まで。80年におよぶ、抗日映画(抗日ドラマ)の歴史から見えてくるもの―

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​中国映画の熱狂的黄金期(2012)

文化大革命のトラウマと天安門事件のダメージを抱えつつ、高度経済成長に突き進む中国社会の数奇な変遷を、一九八〇年代の映画に読み解く画期的論考。かの人々の姿は、戦後の日本民衆の映画熱に重なる。映画に何を求めたのか、何が描かれたのか?イデオロギーを超えた果てにみる人々の欲望とその代償について、膨大な一次資料から迫る。

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​証言 日中映画人交流(2011)

「やっぱり、傷を乗り越えた人間にしか、映画は描けないってことじゃないですかね」(本文より・高倉健)
国境を超えた創作への熱い想い!
高倉健、佐藤純彌、栗原小巻、山田洋次ら邦画界トップクラスの俳優、映画監督たちの中国との交流を気鋭の中国人映画研究者がインタビュー。高倉健の内田吐夢監督の思い出、父や幼少期の話、佐藤監督の人民解放軍との共同作業の逸話、栗原小巻の日中文化交流活動、山田監督の敗戦後の満州での生活のエピソードなど、初めて語られる貴重な証言が満載。また、戦時中中国戦線へ従軍した経験を持つ名匠木下惠介監督の知られざる功績にも光をあてる。

​映画における「上海」の表象の形成と変遷を考察。表象上の上海のイメージ生成に寄与したハリウッド映画と日本映画、戦前の上海映画、共産主義政権樹立後のプロパガンダ映画、90年代の中国語圏映画に大別して論じる。【「TRC MARC」の商品解説】

 

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映画の中の上海(2011)

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